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ジェイフィールは、良い感情の連鎖を起こすことで、
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社です。

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メールマガジン(2012年7月)

2012年7月17日配信 次世代を育てる ~ジェネラティビティ~ 2012年7月17日

今日の担当は小森谷です。
「次世代を育てる」をテーマにお話したいと思います。
先日、定年を向かえ2年が過ぎた先輩の様子を伺う機会がありました。
この頃どうしておられるかお聞きすると、
「月3~4回の旅行とその計画だよ」ということでした。

そのとき、ふと頭に浮かんだのが、
心理学者エリクソンのいう「ジェネラティビティ(generativity)」という言葉です。
ジェネラティビティとは、
「次世代が価値を生み出す行為に積極的に関わっていくこと」であり、
次の世代を育てようという関心や欲求のことです。
この先輩を批判する意味ではないのですが、
もし退職後の関心が、自生活の楽しみ中心なのであれば寂しさを禁じ得ません。

大阪大学大学院準教授で宗教的利他主義を研究する稲葉圭信先生は、
その著作『利他主義と宗教』のなかでジェネラティビティは、
自然に生まれるのではなく条件が必要であると指摘します。
要約するとそれは以下の4つになります。

1. 一人の人間として認められ、誇りの持てる生き方をしてきた
2. 人とのつながりや温かさを感じてきた
3. 人や社会に感謝の念を持てるような環境にあった
4. 人の悲しみや苦しみを共感することができるような心が育つ環境にあった

私自身、日々悩み多き経営者やマネジャーの方々とともに悪戦苦闘する者として、
まずは、安心してつながれる場をつくること、
そして、相手や組織を思いつつ、厳しく踏み込める関係性があることが、
組織において重要であると実感しています。

「ジェネラティビティ(generativity)」は、「生成継承性」と訳され、
「生み出す」と「継承する」という矛盾する概念を合わせた造語です。
世代を超えて、新しいものを生み出しながら、古いものを継承していく、
長い時間軸で次世代に思いを馳せ、自分の責任を果たしていく。
これは、組織や企業、延いては人類が発展していくうえで
欠かせない重要なことだと思います。
「次世代を育てる」連鎖に注力していきたいと気持ちを新たにした出来事でした。

2012年7月4日配信 相手の立場になって言動する 2012年7月4日

今週は深澤です。

経営者やチームを持つリーダーのお話を伺っていると
メンバーに対するこんな話をよく耳にします。

「何度言ってもできないんです。」
「返事だけはいいんですが、全然わかってない。」
「そもそも相談すらしてこないんですよ。」

一方で、こうしたリーダー率いるメンバーからアンケートを取ると

「あの人には相談しにくい。」
「話を聴いてくれていない。」
「すごい人なのはわかるけど、ついていけない。」

こんな声が挙がってきます。

精一杯やっているつもりだけど、その想いが
メンバーに伝わっていなかったり、それどころか反発心を持たれてしまったり。

こうしたリーダーとの対話の中で到達する気づきのひとつは

「自身の言動がメンバーにどう見られているのか?」

この視点が抜けているのではないかということです。

「一方的に自分の想いを伝えるだけになっていなかったか?」
「相手の気持ちを分かったつもりになって言動していなかったか?」

想いが伝わらないという悩みをお持ちの方
思い当たる節、ありませんか?

「何度言ってもダメ、わかっていない」のは、
一方的に伝えているつもりなだけで、伝わっていないのかもしれませんし、
もしかしたらあなた自身が十分理解しないまま伝えているのかもしれません。

「相談してこない」のは、メンバーへの接し方や言い方に
そもそも課題があって、相談しにくいのかもしれません。

内省をしてみるだけで、こんな気づきを得ることができます。

「部下は上司の鏡」と言いますが、
配慮のない行動、つまり価値観を押し付けてしまうような
言動の積み重ねは、気付かないうちにチームに蔓延し
いずれ自分へと返ってくる。

家族やお客様との関係性においても同様のことが言えそうです。
頭ごなしに子供にしかりつけてしまうのではなく、
子供の目線になって伝える努力をすること。
自社の商品を一方的に押し付けてしまうのではなく、
まずはお客様に徹底的にインタビューして、ニーズを引き出すこと。

つまり

「相手の立場になって言動する」

ということが大切だということです。

良く耳にする、当たり前のことなのですが、
行動レベルで理解するのは決して簡単ではありません。

少しでも当てはまると思った方は
まずメンバーに歩み寄って、
あなたのリーダーシップに対する率直な思いや
本人が抱える悩みを引き出す一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

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