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ジェイフィールは、良い感情の連鎖を起こすことで、
人と組織の変革を支援するコンサルティング会社です。

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メールマガジン(2012年8月)

2012年8月20日配信 ご機嫌な職場の秘訣と今年のオリンピック 2012年8月8日

高橋克徳です。
組織感情診断を受けていただいた1,273職場、
約2万人のデータを分析し、ジェイフィール・レポートとしてまとめました。

一番大きな発見は、ご機嫌な職場とは、お互いにやさしいだけの仲良し倶楽部ではなく、
プレッシャーは高く、責任感も強く、だからこそお互いを支え合い、高めあっている
「あたたかくも厳しい職場」だということでした。
逆に、不機嫌な職場になるほど、組織感情と自分感情とのギャップが大きくなり、
周囲への否定感や批判的な感情を持つ人が多い職場になっているということでした。

これは、もともと人に優しく自分に厳しい人が集まるとご機嫌な職場になり、
周囲に批判的な人が集まると不機嫌な職場になったということなのでしょうか。
そんな職場もあるのかもしれませんが、多くはそんなことはないですよね。
もともとは、どちらの職場も、人と上手くやっていきたい、自分も頑張ろうと思っている
人たちが集まっていたのだと思います。
むしろ、ご機嫌な職場で働いていると、周囲にやさしく、自分に謙虚な人になる人が増え、
不機嫌な職場で働いていると、自分を守るために、人を責める人になってしまう人が
増えたといえるのではないでしょうか。どんな職場で働いているかが、その人の人となり、
思考の仕方、振舞い方に大きく影響を与えてしまったということになります。

今回のオリンピックを見ていても、チームの感情が一人ひとりの力を
どう引き出すかに大きく影響していることを痛感しました。
一人ひとりが強いプレッシャーで押しつぶされて、力を発揮できない競技もあれば、
競泳のように個人戦なのにチームで戦う意識を共有していることで、
いつも以上の力が発揮され、次々にメダルを取っていく競技もあります。

結果だけではなく、最初に泳ぐ荻野選手を囲んでみんなでエールを送る姿、
入江選手の「27人でつないでいる」という発言や、
松田選手の「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかないと3人で話し合ったんです」
といった互いを思う言葉、実際に北島選手がカギになると藤井選手が
スタートのアドバイスをした話などを聞くと、本当にお互いが支え合い、
個々人の勝負なのに、チームで戦っている意識を共有し合っていたことがよく伝わってきました。
拙著「人がつながるマネジメント」の中で、この個人戦を互いに支えあってみんなで
戦うマネジメントへの転換を訴えました。ビジネスの難易度やリスクが高まる環境の中で、
一人で孤独の戦っても知恵も出ない、抱え込み、潰れる人が増えるだけ。
だからこそ、今必要なマネジメントは、個々人が成果を出すためにお互いが支え合い、
連動し合うこと。これがより大きなチャレンジと成果を生むことになると、主張しました。
まさに、競泳チームはこうした戦い方をしたモデルケースなのではないかと思います。

サッカーでもしきりに連動性という言葉が使われています。
なでしこの宮間選手が、「大切なのは、一人にしないこと。みんながつながっている
という意識で戦うことが一番大事」とオリンピック前のインタビューで語っていました。
孤立したらその人は潰され、ボールを奪われる。
一人にせず、お互いがカバーし合い、連動し合うことで、良いゴールが生まれる。
そんな関係性を軸に動きを取れるようにすることが、個々人の力を最大限引き出し、
組織の力に変えていく、新しいマネジメント姿なのだと思います。

今、多くの企業や組合で「ご機嫌な職場づくり運動」の支援をしていますが、
本当に多くの人たちが、組織感情診断の結果を見て、一度は戸惑いながらも、
お互いの心が見えたことで安心し、互いに共感し、前向きになり、
良い職場づくりに向けて最後は笑顔になり、議論しあう姿を目の当たりにすると、
本当にちょっとした一押しがあれば、人は変われるということを実感します。

人は支えがあるからこそ、頑張れる。力を出し切れる。

あらためて、オリンピックを見ながら、
個々人の力を出し切るために何が一番大切なのか、考えてみてください。
職場の仲間と、こんな議論をしてみてほしいと思います。

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