戦略的OJTプログラム
日産化学工業株式会社「戦略的OJT」インタビューレポート
人事ポータルサイトHRプロによる特別企業事例レポートとして「戦略的OJTプログラム」の導入事例が紹介されました。多くの企業で共通の課題となっている、マネジャークラスの育成スキルや育成マインドを高める取り組みをしている日産化学工業株式会社様の事例についてのインタビューレポートです。
インタビューを見る(PDF)
会社全体に、人を育てる風土が無くなった。
上司や先輩が、若手や後輩を育てる連鎖が途絶えてしまった。
その結果、上司の人材育成力が著しく低下してしまった。
こうした現場での人材育成(OJT)力の低下は、部下の成長だけでなく、部下から上司への信頼形成にも大きな影響を与えています。
本プログラムでは、こうした人を育てる風土づくりを一気に再生するために、上司と部下がペアになって、実際のOJTに取り組んでいただきます。その中で、上司と部下が人材育成の意味と喜びを体感していく支援をしていきます。
目的 |
人育ての方法を知るだけでなく、実際の経験を通じて身に着ける |
対象 |
マネジャー(課長クラス、次期課長クラス)と育成対象となる部下 |
日程 |
6ヶ月 |
適正人数 |
マネジャー20名+部下20名 |
費用 |
300万円〜 |
プログラムの特長
- 1.人育ての基本を学びます
- 人育ての基本である「人は育成段階によって必要な指導が異なること」、「人が成長するためには自らの経験を振り返ること」を学びます。その上で、実際のOJTの進め方を学びます。
- 2.学びと実践を結びます
- 人育ての基本を学ぶだけでなく、実際に育成対象の部下と一緒に設定した目標と計画に沿って、半年間、人材育成活動に取り組みます。日常業務の中で学んだことを試行錯誤しながら実践し、人育ての方法を身につけます。また、部下の成長を実感することで、人育ての大切さや楽しさを感じ、育成に対する意識を変革します。
- 3.上司間のつながりを強化し、相互学習を促進します
- 進捗状況の中間発表や最終発表だけでなく、月に1〜2回、上司同士のミーティングを実施します。毎回のミーティングでは進捗状況の報告だけでなく、OJTを進める上での悩みの相談、好事例の共有など相互学習を行います。一人で取り組むのではなく、OJTをテーマにした上司コミュニティを創り出す事で、プログラムをより効果的に促進させます。
プログラムの内容
1)上司とメンバーが2人1組でプログラムに参加
2)2人で相談、設定した目標に向かって半年間一緒に取り組む(意図的に高いハードルを設けて取り組む)
3)上司同士のミーティングを毎月実施し、進捗状況の発表、相互アドバイスを行う
※必要があればメンバー同士のミーティングも実施
※集合研修だけでなく、上司ミーティングや中間・最終発表会にもジェイフィールのファシリテーターが参加
