コネクティングリーダー
21世紀になり、ビジネス環境、職場環境は大きく変化しています。
企業の統合、再編が当たり前になり、事業構造もめまぐるしく変化しています。
企業間での提携や協業も盛んになり、新たな価値創造への動きも起きています。
ITの進化も、市場や顧客との共創活動を促進し、新たなチャンスを生み出しています。
職場の中では、雇用形態や勤務形態が多様化し、性別、世代を超えて
就労価値観が異なる人たちが、ともに働く時代になっています。
さらに、グローバル化の進展は、これまで以上に世界とつながって働く人を
増やしています。
こうした変化の中で、未来を創っていくリーダーとはどういう人なのでしょうか?
管理者として、やるべきことを伝え、徹底させるリーダーなのでしょうか。
戦略家として、ビジョンや戦略を描き、それを浸透させるリーダーなのでしょうか。
わたしたちは、未来と世界を結ぶ新たなリーダーが求められていると考えています。
それが、コネクティングリーダーです。
多様な人たちを結び付け、多くの知恵を結集し、ともに新たな動きを創り出すリーダー。
人と世界と未来を結び付けていく、新たな存在です。
では、従来のリーダーとコネクティングリーダーは何が違うのでしょうか。
大きく以下の4つ根本的な立脚点の違いがあると考えています。
- ①リーダーは選ばれた存在ではなく、誰もがリーダーシップを発揮すべき存在である
- ②人の異なる面に目を向けるのではなく、人の根源にある同じ面に目を向ける
- ③自らの力で統合するのではなく、多くの力を結び付けていく
- ④自らが生き残る、勝つためではなく、ともに生き、周囲を幸せにするために行動する
では、どうすればこうしたコネクティングリーダーにみんなで変われるのでしょうか。
そのためには、5つのつながり力を身につけていく必要があります。
- ①自分とつながる力
- ②他者とつながる力
- ③世界とつながる力
- ④幸せとつながる力
- ⑤未来とつながる力
自分と向き合い、仲間と対話し、未知な経験を通じて、本質を考え、未来への思いを持つ。 こうした共通体験を繰り返し、みんなでコネクティングリーダーに進化していく支援をしています。