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こんにちは、ジェイフィール百田です。
本日、弊社代表 高橋克徳の新著『静かに分断する職場』がディスカヴァー携書(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)より発売開始となりました!
ジェイフィールに入社する前、私は、高橋のベストセラー『不機嫌な職場』を手に取りました。そこには、イライラ、ギスギスした負の連鎖が起こっている職場について書かれていました。
それから15年以上の月日が流れ、今では「ギスギスしているわけでもなく、穏やかに見える職場なのに、社員の心がすっかり会社から離れてしまっているみたいだ」という話を聞くようになりました。
ある日何の前触れもなく、隣にいた社員が突然退職してしまったりするのです。
「えっ、そうだったの⁉全く気付かなかった...」と。
コロナ禍以降特に、社員の働く意識や価値観が多様化し、同じ職場の仲間なのに、仕事に、職場に、会社に対して、本当はどう思っているのか分からず、誰も本音を言わない、言えないという現象が起きています。
気づくと互いが見えない壁をつくり、向き合えない、対話ができない関係になっています。
これが「静かなる分断」を生み、仕事や職場、会社から心が離れていく社員を増やしていくのです。
著者:高橋克徳 発行:2025年3月21日
出版:ディスカヴァー携書(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)
本著では、「こういった現象がなぜ起きるのか」、「背景に何があるのか」を分析しています。
その上で、人と組織のあり方、関係を根幹から問い直すための対話や取組みを、経営層、管理職、社員が立場を超えて一緒に行うための方法論を提示しています。
著者高橋克徳のコンサルタントとしての経験と洞察、人としての生き方、あり方が伝わる読み応えのある一冊となっています。
ジェイフィールでの社内外での取り組みも豊富に紹介されていて、職場づくり、会社づくりの本質を探究する面白さと大変さもお伝えしています。
皆様、是非本著をお読みいただき、感想や問題意識などをジェイフィールにお寄せください!
できれば社内外で本著で挙げられている問題について発信し、同じような問題意識を持っていらっしゃる方と対話をしていただけたらと思っています。
また、直接話をしたい、相談したい、講演を依頼したいなどもありましたら、下記までご連絡ください!
\感想、相談、講演依頼などはこちらへ/ https://ma.j-feel.jp/inquiry.html
関連動画:問題提起「しずかなる分断」 https://www.youtube.com/watch?v=sZ_IGqI2s3I
関連資料:日本企業は何を変えるべきなのか https://www.j-feel.jp/note/bumal93vd06/
ご存じの方も多いと思いますが、経営学に知識創造という新たな扉を開いた一橋大学の野中郁次郎名誉教授が1月25日に逝去されました。
野中先生はジェイフィールのファウンダーである野田稔とわたしの大学院時代の指導教官、恩師です。
わたしが大学院のゼミ生であったときは、まさに知識創造理論が世界を駆け巡っていた時期であり、野中先生から熱い思いを聞き、研究者として思いを貫くことの大切さを学ばせていただきました。
ジェイフィールの設立時も応援していただき、さらに2019年には野中先生、ヘンリー・ミンツバーグ先生、伊丹敬之先生の3人のコラボセッションも実施させていただきました。
2007年11月に野中先生からいただいたメッセージ映像には野中先生の思いが詰まっています。
ぜひ、野中先生の偉業を偲び、先生の遺した思いをみんなで受け継いで行けたらと思い、メッセージ映像を紹介させていただきます。ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=DhaawABJ7sM
また、3人の先生のコラボセッションの内容をまとめた記事も紹介します。
こちらもぜひ、お読みいただけたらと思います。
HRプロ編集部取材×注目人事トレンド【特別企画】
感情を見直すことで、日本の企業・組織はもっと強くなる! セミナー「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」
ジェイフィール代表取締役 高橋克徳
みなさん、こんにちは
長い残暑、つかの間の秋、突然の冬。ときに夏と秋と冬が1週間の中に現れることも。
季節の変化は曖昧性を増していますね。
そんな季節の移ろいの中で、私たち人類は自然という大きな存在によって生かされているのだということを強く感じさせられます。
それなのに、無意識のうちに自然に抗ってつかの間の幸せを感じようとしているような・・・
”つかの間の幸せ” ってなんでしょう。
それは、瞬間的に欲望が満たされている状態、ともいえるのでしょうか。
そして、多くの人がその状態になるために、みんなが必死に活動しているのが現代社会・・・。
さて、2024年もそろそろ閉じようとしています。
皆さんにとってはどのような一年だったでしょうか。
・日々、充実していましたか?
・意味のあることを積み重ねましたか?
・どれだけ生産性を高めましたか?
・それだけ効率的に過ごしましたか?
・どれだけ成長しましたか?
この時期にこの問い、どうでしょう。私は、なんだか少し心が疲れていくのを感じます。
でもこの一年、これらの問いを毎日、毎秒 投げかけられてきたような感じはしませんか。
しかも、誰かからというよりも、社会そのものから。
果たして、これらの問いを追い続けると、私たちは幸せになるのでしょうか。
社会は良くなるのでしょうか。
あぁ、まただ。また息苦しい問いが出てきてしまいました。やっぱり心が疲れます。
年末年始、私は一旦 よりよく生きることを手放して、ゆったりと過ごしてみようと思います。
そうすると、もっと自分にとって大事なことが見えてくるかもしれない。
もっとみんなにとって大事なことが見えてくるかもしれない。
もっと社会にとって大事なことが見えてくるかもしれない。
そうであることを期待して。
何かを手放せば、新たな何かが手に入る。
何も手放さなければ、新たな何かは手に入れずらい。
あれ、こんなニューズレターでいいのだろうか。
このニューズレター、この一年のジェイフィールの各種セミナーを紹介するために書き始めたはずが、まったく逆になってしまいました(笑)
まぁ、そんなニューズレターを書いてしまうのもまたジェイフィールらしい、ということにしましょう。
と言いながら、もし、新たな何かを手放して、何かを手に入れるために役立つセミナーもたくさんあるはずなので、ちょっと探してみるのもいいと思います。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
ジェイフィール / 北村
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