ジェイフィールのメールマガジン 感情ルネサンス
~仕事が面白い 職場が楽しい 会社が好きだ~
★☆今こそ考える「Rebalancing Society」 つながりを再生し、良い感情の連鎖を起こす社会とは★☆
平素よりメールマガジンをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
ジェイフィールの山田です。
5月29日の「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」では、時代の変化とともに関係性が変わりつつあるこの3つのあり方について改めて考える場です。
ジェイフィールの根幹である「感情」と「つながり」を起点に、これからの社会のあり方について問い直す。そんな場にしたいと考えています。
ジェイフィールは創業当時から「感情」を大事に考えてきました。
『今の経営には「感情」という最後のピースが足りない。さまざまな仕組みが連動し、人が動き出すために、感情という歯車のピースを経営の中心に埋め込もう!組織の中に良い感情の連鎖を起こしていこう!』
これはHPに書いている言葉であり、まさにその想いからジェイフィールが誕生したわけですが、あれから12年目。
少しずつ社会が変わり始め、個人の感情に注目が集まるようになりました。
人は組織のために働くのが当たり前だった時代には、個人の感情は二の次でした。
仕事に感情は持ち込まない。プライベートは関係ない。
組織のために邁進すれば、終身雇用や給与といった見返りがあり、それで幸せを掴めました。
しかし、そんな時代が終わり、見返りも望めなくなってくると1人1人が「自分にとっての幸せとは何だろう?」と考えるようになりました。
時を同じくして、IOTの進化が加速度的に進みました。
SNSなどで社会課題の現実を知る機会が増えるのと同時に、企業しか持ちえなかったリソースを個人が持てるようになりました。
お金はクラウドファンディングで集めることができ、専門家とはSNSのダイレクトメッセージで容易に繋がることができる。
オフィスはもちろん、研究施設などもシェアしてくれる場所が出てきました。
少しずつ、しかし確実に、「人、組織、社会」のバランスは変わりつつあります。
これからの時代、企業の存在意義とは何なのでしょうか。
ミンツバーグ教授は「Rebalancing Society」と言っています。
人と組織と社会がバランスを取り戻し、手を取り合ってより善き社会づくりをしていくべきだと言うのです。
ここで考えなければならないのは、企業が力を持ち過ぎることで私たちは何を失ったかということです。
なぜ、それでは幸せになれないという結論に至ったのでしょう。
私たちは「人と組織と社会」のバランスを根幹から問い直したいとこのようなイベントを企画しました。
社会が大きく変わろうとしている今こそチャンス。
「良い感情の連鎖」が自然とできていくような社会とはどのような社会なのか、真剣に考えるべき時が来たのです。
【目次】
1)「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」
ヘンリー・ミンツバーグ教授来日イベント
2)リフレクションラウンドテーブル
ファシリテーター養成講座
◇◇ベーシックコース◇◇
3)ヘンリー・ミンツバーグが生んだプログラム
リフレクションラウンドテーブル体験会
4)マネジメントハプニングス
ファシリテーター基礎講座◇1dayコース◇
~ 「内省」と「対話」におけるファシリテーターの基礎を学びたい方へ!~
5)編集後記
※5月16日開催の『『心理的安全性』を軸に職場を変える
野村総研資産運用ソリューション事業本部の組織活性化プロジェクト事例紹介』は満席となりました。
現在、キャンセル待ちでの受付となっております。
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1)「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」
ヘンリー・ミンツバーグ教授来日イベント
この度、カナダから経営学の大家 ヘンリー・ミンツバーグ教授(カナダ・マギル大学)が来日することになりました。
創業当時からミンツバーグ教授とともに、より善い組織づくりを考えてきた私たちは、この機会に特別なイベントを開催することになりました。
世界の経営学をリードしてきた野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、伊丹敬之氏(国際大学学長)とミンツバーグ教授の鼎談を皆さまにお届けいたします。
行政・企業の取り組みも紹介し、皆さまとともに「より善き社会づくり」について考える一日にしたいと思います。
戦後の経済成長、バブル崩壊、成果と効率を優先する経営への転換と、時代は絶えず変化してきました。
そして今、就業人口の世代も、組織と個人の関係も、組織そのものも大きく変化しています。
組織のために頑張ることが、幸せになるとは限らない時代
今、私たちは、何を問い直し、何を新たに作り出していけばいいのでしょうか?
【開催】2019年5月29日(水)10:00~17:30<予定>
【会場】ベルサール渋谷ファースト(東京都渋谷区東1-2-20)
【費用】35,000円(税別)/1名
【言語】日本語ベースで行い、日英の同時通訳が入ります
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/post_116.html
プログラム
1. 鼎談 「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」
ヘンリー・ミンツバーグ教授(カナダ・マギル大学)
野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)、伊丹敬之氏(国際大学学長)
2. 事例 「社会変革に向けた取り組み」
行政が起点になった企業や市民団体と連携した取り組み、社会課題に対する企業の取り組み、
企業内における「人のための組織」を視野に入れた施策の展開等、先進的な事例をご紹介いただきます。
●渋谷区のまちづくりプロジェクト「渋谷をつなげる30人」
澤田伸氏(渋谷区副区長)
野村 恭彦氏(株式会社フューチャーセッションズ 代表取締役 金沢工業大学(KIT) 虎ノ門大学院 教授)
●社会課題に対する企業の取り組み 株式会社アミューズ
大里 洋吉氏(代表取締役会長)
●「人のための組織」実現を目指した取り組み 株式会社サイゼリヤ
松谷 秀治氏(取締役戦略インフラ本部長兼人事部長)
3. ミンツバーグ教授との全体対話
4. リフレクションラウンドテーブル セッション 「Rebalancing Society」
ミンツバーグ教授の問題提起をベースとしたテキストを使ってリフレクションラウンドテーブルを体験していただきます。
終了後、懇親会があります。
主催 株式会社ジェイフィール
※イベントの内容は変更になる場合がございます。
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2)リフレクションラウンドテーブル ファシリテーター養成講座
◇◇ ベーシックコース◇◇
マネジメント能力開発の新基軸であるリフレクションラウンドテーブル(以下RRT)の考え方と、背景にある理論を理解し、セッションを運営できる人を養成、認定するプログラムです。
ミドルマネジャーが、毎週集まって、お互いの経験を持ち寄り、共感し合う仲間になっていく。
そこに世界中の学者の知恵が結集したテキストをもとに、新しい視点が組み込まれていく。
セッションを通じて、参加者が自信を持って日々のマネジメントと対峙し、さらに大きな動きの中心になる。
RRTは自ら学び、行動するマネジャーづくりのための実践プログラムです。
【日時】
35期 2019年5月14日(火) 10:00~18:30(開場 9:45)/2019年5月15日(水) 9:30~17:30
36期 2019年7月23日(火) 10:00~18:30(開場 9:45)/2019年7月24日(水) 9:30~17:30
※2日間のプログラムとなります
9月、11月、2月にも開催がございます。詳細はHPをご覧ください。
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/2018_1.html
*ベーシックコース修了者向けにスタンダードコースもございます。
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3)ヘンリー・ミンツバーグが生んだプログラム
リフレクションラウンドテーブル体験会
リフレクションラウンドテーブルでは、 自分のマネジメントに真摯に向き会うと共に、参加者同士の関係を深めていきます。 この2つが、マネジャーの力になり、マネジャーと組織の自主的な変容を促して行きます。
2007年からスタート、ここまで、約50社1500名のマネジャーが参加してきました。
12名のマネジャーが、週に1回集まり、75分間、内省と対話を30回繰り返して行きます。
内省を習慣化することによって、理論と実践を結びつけることが可能になり、マネジャーの行動を変えていきます。
また、マネジャー同士が互いにアドバイスを重ねていくことでコミュニティが形成され、組織変革の起点を築いていきます。
◆◇リフレクションラウンドテーブルの特徴◆◇
1.ヘンリー・ミンツバーグ教授の開発プログラムです
2.継続的なワークショップで、リフレクションを習慣化します
3.世界中の経営学者の最新コンテンツが提供されます
4.共感の連鎖が生まれます
5.変革行動が引き出されます
**************プログラム受講者の声**************
教えられる場ではなく、勇気がわいてくる場だった
自分の経験から学ぶことを知った。
傾聴し観察し感じる力をつけたいと思った
リフレクションとは俯瞰的な目で自分を見ることだった
【日時】
2019年5月22日(水)14:00~16:30
2019年8月7日 (水)14:00~16:30
11月、2020年3月にも開催がございます。詳細はHPをご覧ください。
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/post_114.html
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4)マネジメントハプニングス
ファシリテーター基礎講座◇1dayコース◇
~ 「内省」と「対話」におけるファシリテーターの基礎を学びたい方へ!~
●マネジメントハプニングス 1Dayコースとは(通称:マネハプ)●
当講座では、マネハプを社内で進めていくために必要な知識と、その実践を体感して学んでいただけます。
マネハプはとてもシンプルなセッションですが、本質的な「内省」と「対話」ができるようになるための効果的なファシリテーションのやり方があります。
ファシリテーターとしてのあり方や、何を大事にすべきかを学ぶことで、セッションの質が高まり、マネハプが組織に及ぼす影響力も変わるはずです。
ここで学んだことは、マネハプに限らず、リーダーシップを発揮する様々な場面で有効となるでしょう。
1Dayコースでは、プログラムの背景にあるマネジメントの権威ミンツバーグ教授の立ち位置や理論のポイントを理解し、組織開発を進める社内ファシリテーターに広く役立つ内容になっております。
また、マネハプを社内に拡げていくことで、職場での心理的安全性を高めることが期待できます。
●大事なことは「自分らしい」ファシリテーション●
この講座のキーワードは、「自然体(good nature)」です。皆が等しく同じタイプを目指すのではなく、自分が本来持っている、自然とにじみ出る「自分らしさ」を引き出し、磨いていくことを大切にしています。
講座は経験から学び、対話で深める形式で進めます。
是非、深く、楽しいファシリテーションの道を共に探求しましょう。
【日時】
2019年6月26日(水) 9:30~17:30(開場9:15)
2019年10月10日(木) 9:30~17:30(開場9:15)
2020年1月22日(水) 9:30~17:30(開場9:15)
【参加費】¥80,000(消費税別)*昼食がついています
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/_start2018_1day_1.html
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5)編集後記
生命が永遠だったら、今日、何をするだろう
これはアミューズが10周年を迎えたときのキャッチコピーです。
最近このキャッチコピーを知って、やられた!と思いました。
それは考えたことがなかったからです。
つまり、永遠の命をかけてでもやりたいことはあるのかという問いだと私は解釈しました。
よく「明日死ぬとしたら今日何をするか」という問いはあるし、私自身「半年後に死ぬとしたら何をやるのか」という問いは時々自分に立てています。
最近は「何をやめるのか」も大事だなと思っていて、つまり半年後に死ぬとしたら今やめるというものは、大して大事なことじゃないのでは?と考えるのです。
そうやって、やめることを決める。
最後に自分の中に残るものは何なのか。
そんなことは時々考えます。
しかし、永遠だったらと考えたことはなかった。
考えてみたけれど、答えが見つかりませんでした。
答えが見つからないとはどういうことなのか。
私にはそんなものはないということなのか。
ということは、私はせいぜいあと40~50年くらいで終わるものしか考えていないのか。
終わる前提で物事を考えているのか...
このシンプルなキャッチコピーに心を乱されたのでした。
皆さんはこの問いに答えられますか?
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