片岡 裕司2023.08.04
【アーカイブ動画】
【投影資料】
【開催レポート】
【開催概要】
「なぜ、キャリア自律は進まないのか」というテーマ設定ではありますが、そもそも「キャリア自律」とは何なのか。その観点が置き去りにされたまま、キャリア自律に関するいろんな施策が実施されている。多くの会社がそのような状況に陥っているのではないだろうか。だとすれば、一旦立ち止 まって、我が社におけるキャリア自律は何かを、経営陣を巻き込んで明確化していくことがスタートになる。
その時に、考慮すべき観点として、個々人の思い起点でのキャリアと、組織としての期待を踏まえたキャリアをどうバランスしていくかがあげられる。個々人が自分のキャリアを考えることで幸せな人生を歩んでいくことはとても大切である一方で、結果として個々人が利己的に動くことによって組織の一体感が失われていくことは許容すべきなのであろうか。これを二項対立の構図でとらえるのではなく、ANDで結んでいくことで、個人と組織の最適解を紡ぎだし、社会全体の幸せの総量を増やしていくことが求められているのではないだろうか。果たしてそれをつなげるカギは何か。ここで提示したのは、発達としてのキャリアという捉え方である。キャリアについて自分と、周囲の上司や仲間と、そして社外も含めた多様な人と語り合うことで、発達が促されキャリア観・仕事観・人生観として醸成していく。
本セミナーでは、前述した内容を伝えながら、キャリア発達に向かいポイントとして3つを提示しました。
Related Book
合わせておすすめしたい書籍
Related Article
合わせて読むのにおすすめな記事