和田 誠司2022.09.02
ジェイフィールではリモート下での感情に関するマネジメント調査を行いました。
■ 調査サマリー
一般社員の約6割は、仕事を行う上で感情を表出することにネガティブであり、自身の本音が言いづらい様子が伺えた。反対に管理職層の約6割が感情を表出することにポジティブであり、本音が言いやすい様子が伺えた。
80.2%の部長、69.2%の課長層が「部下の感情に寄り添うマネジメントをしている」と回答しており、「部下の心のケア」に取り組んでいる様子が確認できた。
また、半数以上の管理職が感情表出にポジティブであるため、部下に寄り添うことで、感情を出せるように促しているのではないかと思われる。これらのことから、管理職層は人間関係や業務遂行など、組織内にプラスの連鎖が生まれるようなマネジメントに取り組んでいると推察される。
しかし、一般社員の41.7%が「何も感情に寄り添うマネジメントをしてもらっていない」と回答しギャップが見えた。
この背景にはリモートワークが定着したことでコミュニケーションギャップが生まれたことの影響があるのではないだろうか。それを解消するために、多くの会社が1on1を導入し始めている。実際に管理職層の約5割が1on1を実施していると回答した。しかし、上述したように上司-部下間で認識のギャップがあり、より良好な関係性にするためにはこの違いを埋める必要性がある。
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