ジェイフィール2024.07.19
2024年5月、「人・組織・コミュニティ」関わるアンケートを実施しました。これは、「職場で『静かなる分断』が起こっているのではないか」との仮説のもと、行われたアンケートです。
「静かなる分断」とは、気軽に真面目な話ができない、真の対話ができないといった、関係性は悪くはないけど、どこか距離感のある状態のことをいいます。これは世代間、上司・部下間、男女間などの職場の人同士の関係性の中で起こっているものです。
なぜ、このような分断が起きてしまっているのでしょうか。
さまざまなビジネスパーソンにヒアリングをしても、明確な要因を特定することができませんでした。
そこで、私たちは、どの年代、どの階層で分断が起こっているのかを量的研究で明らかにするように今回の調査を実施しました。
さらに、静かなる分断の真の要因(=心理)は何なのか、を調べ、それが仕事、職場、会社へのエンゲージメントにどう影響するのか、働く人の感情にどれほど影響があるのかも調査いたしました。
調査結果から分かったことは、ほぼ全ての年代で「理想の職場像」が共通していたことです。しかしながら、これもほぼ全ての年代で「理想の職場と現状にギャップがある」と答えています。なぜ、みんなが理想の職場について、対話が出来ないのでしょうか?なぜ、そのことについて、みんなで協働が出来ないのでしょうか?
なんとなく感じている職場の人との「壁」の原因が明らかになる調査結果です。
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