重光 直之2025.02.19
マネジメントをシェアできるものと考えたら、新しいマネジメントのあり方を見出せる
「多重責務者と揶揄されるマネジャーに対して、彼らを鍛えようとする動きが増えています。しかし、発想を変えて彼らの負担を軽くすることはできないのでしょうか?」
業績などのパフォーマンスに加えて、エンゲージメントやリテンションなど人・組織の点でも期待が高まり、これまで以上にマネジメントの難易度は上がっています。
そのために様々な強化策が施されていますが、全てに応えられるマネジャーはどれほどいるでしょうか。
マネジャー強化の動きは、「あれもこれもあなたの責任です」と彼らを孤独にしている側面もあります。
その様子を見た中堅・若手は、マネジャーへのキャリアに疑問を持ち始めています。
もし、多重責務を2人でシェアして分かち合うことができればどれほど楽になるでしょうか?
もし、2人で知恵を出しあえばもっと賢明な選択肢が生まれてくるのではないでしょうか?
もし、2人で強みを活かして業務を分担したらどれだけマネジメントの質が上がるでしょうか?
もし、今よりも時間的・精神的な余裕のあるマネジャーの姿を見たら、中堅・若手のマネジャー像も変わるのではないでしょうか?
海外ではミドルマネジャーのみならず経営者でも、マネジメントをシェアする動きが活発になっています。
「そんなことは無理だ」とあきらめず、マネジメントをシェアできるものと考えたら、新しいマネジメントのあり方を見出せるのではないでしょうか。
一人のマネジャーに全ての解決策求めるのではなく、「マネジメントシェア」して、複数人で解決策を講じ、より多彩な活路を軽やかに見出すというという考え方を考え行くために2025年1月に研究会立ち上げました!
▮活動内容例
●事例探求
●マネジメントシェアリング、チーム作りの実践、知恵の交流
●取り組みの発信