ジェイフィール2020.12.11
開催レポート:関係革新セミナーシリーズ第4弾!
関係革新セミナー第4回 職場のメンバー同士の関係革新
「孤立する人をつくらず、ともに変化する職場をつくる」
~あなたの組織の関係の土台、揺らいでいませんか?~
「閉じこもる働き方」「対話や議論が出来ない」「お互いが見えない」ことにより、
働く喜びが見いだせない、想いや志が出てこない、仲間の大切さが分からない。
そんな、お互いが関わりあえない職場は、コロナ禍により「職場で孤立する人々」を益々増やしてしまいました。
そういった職場が増えていくなか、職場の仲間同士の関係性はどうあるべきなのか?
今回は株式会社テプコシステムズ様の担当者様との全6回の研修をもとに、お互いが信頼関係でつながり、
新しいことを提案し合う職場のあり方を改めて考えていきました。
研修目的はイキイキした職場を目指す事、そのためまずは職場の関係性を構築していきました。
そんな矢先、コロナにより研修を急遽ストップすることに...。培いはじめた関係性への薄れが危惧されるなか
「こんな時期だからこそコミュニケーションが必要だ!」という担当者様の思いからオンラインでの研修を再開。
再開後の研修では、各自が抱えるお互いの困り事や溜まっていた思い
「コロナでこの先の仕事はどうなるか」「職場のコミュニケーションが減っている」
この先どうしていけばいいかといった、素直な気持ちを共感し合うなかで、少しずつお互いに踏み込む関係性が出来始めました。
次の研修では、皆の困り事を起点に現状を話し合い、コロナ前に当たり前だった事柄や業務への問い直しと未来への対話を重ねました。
不安点や困り事を共感し合うなかで、信頼関係の土台が醸成され、前向きに課題に向き合う姿勢が育まれていきました。
さらに次の研修では、本当に職場で変えていきたい事を対話しました。
特にオンラインでの偶発的なコミュニケーションの取りにくさの解消施策を考えるなか、職場で大切にしたい事の本質に改めて向きあいました。
そういった点に一人一人が向き合うことで、「自分達でこの状況を切り開けるかも」という期待感や前向き感が生まれました。
また、ここで大きな研修効果をもたらしたのは担当者様の「なんとか私も頑張らなくては」という熱意でした。
本当は出席したかったが、急遽仕事の障害や家庭の事情で欠席せざるをえなくなった申し訳ない...という無念感が
伝わるメールの数々に心を動かされ、全欠席者に自身が講師となって自主的にフォロー研修を複数回実施。
また、ワーキングチームと共に受講者がより話しやすくなる取り組みも始めました。
その甲斐があり受講者の熱量が向上していきました。
最後の研修では、今までのふりかえりと大切にしたい事、具体的に職場で一人一人が何をしていくかを語り合いました。
素直に感謝の気持ちを伝える言葉、これをすべきだと真剣に語る姿、そんな一人一人のメッセージが重なり合い、
自分事だけではなく、チームのために頑張っていきたいという思いに研修の場が変化していきました。
研修後の組織感情診断では、多くのチームでイキイキする職場の目的を達成。研修当初の思いが形になりました。
また、その後の施策としてコミュニケーションの場を若手メンバーが運営。この点いた火を冷まさないため、
対話を常に重ねながら大きな動きを現在も起こし始めています。
一人一人の意識が変わり、それが大きな変化を少しずつ生み出した。束ねたら大きな職場の変化に繋がっていた。
担当者様の熱意×受講者の熱意×J.feelの熱意が大きな感情のうねりを起こし、
組織の雰囲気を変革する動きに繋がった株式会社テプコシステムズ様の事例でした。
コロナ禍によって、改めて可視化された職場の姿
本当にこのままでいいのでしょうか?
対話を止めず、一人一人の感情を大切にしていく。
感情と思いをつなげ、皆で一緒に変化を生み出していく共創の変化。
私達に必要なのは、目の前の人とどう利他で関わりあえるか、
それを応援しあえるかという間人主義なのかもしれません。
これからも、できるだけ多くの企業の方々と共に
未来を創っていけたらと思います。
最後に、当日の投影した資料は以下から
ダウンロードできますので、是非、身近な人と
問題意識を共有してみてください。