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【こんな方にお勧め】
以下の問題意識を持つ、すべての企業人の方です:
・SDG's、ESGを、どう我が社の事業、自分の仕事と繋げればよいのだろう?
・自分たちミドルはどうすればいいのだろう?
・自分たち、若手や次世代はどうすればいいのだろう?
・自分が一企業人として傍観者にならないためには?
・自分たちの引退後、つけ残し世代だったと子どもたちに言われないためには?
・いきなり脱成長や脱資本主義は無理だとしたら、これから、どんな社会を目指せばいい?
・結局、私たち企業人にできることは何?
※就活中、就活予定の大学生・高校生の方、NPOの方、その他、本テーマにご関心をもってくださった方
「この地球は、先祖から継承したのではなく、私たちの子どもたち、子孫から、借りているのです。」
「次の10年は、人類1万年の歴史で最も大事。」
この視点に立った時、
私たち一人ひとりの「企業人」は、組織に勤める人間として何ができるのだろうか?
欧米とは違い
投資家からの「ESGプレッシャー」も強くなく、
消費者からの「不買運動プレッシャー」も強くなく、
国家からの「規制プレッシャー」も強くない日本。
外発的プレッシャーが少ない中で、
日本企業は、本気で変わることができるのでしょうか?
もっと内発的に、
社内で変革を進めることはできないのでしょうか?
今回の対象は、
「SDG’sを推進する経営者」でも「サステナビリティ推進部」でも、「ESG対応の専門部署」でもなく<stromg>様々な部署の管理職や、若手、中堅の方々が、地球環境、社会問題を自分事化し、取り組んでいくための新たなアプローチを、ご提案していきたいと思います。
今回の主な内容は、
・なぜ、SDG’s、ESG対応において、日本企業のトップダウンが壁にぶつかるのか?
・これからの日本は、どんな社会を目指していくのが良いのか?
・経済合理性を意識しながら、企業にはどんな打ち手があるのか?
・トップダウンではないアプローチはあるのか?
・実際に、私たちが企業内でできること:企業人としての実践アクション5段階
3人の登壇者の方々のバトンリレー形式のプレゼンテーションで、お伝えします。
【セッションの流れ】
1)問題提起
エニグマ・オブ・ジャパン 公助も共助も弱い特殊な国ジャパン
薄井大地氏(ソーシャルアクションカンパニー株式会社 COO )
・ソーシャルアクションの可視化と価値化をミッションに掲げる「actcoin(アクトコイン)」COO。その他、NPO法人SET事務局長、NPO法人e-Education理事、NPO法人Colorbath経営企画アドバイザー、情報経営イノベーション専門職大学・客員教員などを務める。
・ビジョンは、 一人ひとりの「社会のためアクション」が結集し、あらゆる生きづらさが最小化されていく社会 づくり。政府などの公的セクターに依存せず、企業主導、NPO主導での社会的インパクト最大化に寄与すること。
・1988年生まれ、栃木県宇都宮市出身。 大学在学時、グラミン銀行グループとのパートナーシップのもと日本の学生・社会人をバングラデシュへ派遣するフィールドワークプログラムを友人らと創始。 2011年、ソーシャルビジネスコンペティション「SIFE(現Enactus)」の国内大会に優勝し、日本代表としてマレーシアで開催された世界大会に出場。同年、早稲田学生文化賞および稲魂賞を受賞。 大学卒業後は、不登校生の高校進学・転学を支援する民間教育企業を経て、2015年、国際協力NGO e-Educationの事務局長に就任。TEDxICU2016登壇。 2018年〜2020年は、松下政経塾在籍(研究実践テーマ:NPO・企業・行政の協働による公益資本主義の実現)。
2)未来洞察
大量生産消費型社会から、輪廻転生する循環型社会に向けて
伊藤宏一教授(千葉商科大学人間社会学部・日本FP学会理事・NPO法人日本FP協会専務理事)
「金融経済教育推進会議」(金融庁・金融広報中央委員会等で構成)委員。
専攻はエシカル経済、サステナブルファイナンス、金融教育、ライフデザイン論。
人・社会・環境に優しい商品やサービスを選ぶ「エシカル消費」。この考え方をさらに進化させ、消費だけでなく、生産から流通、販売、消費に至るまで、全て「エシカル」であることを目指そう─そんなエシカル消費の未来のカタチとも言える「エシカル経済」への経済・金融・ライフスタイルのリデザイン(再設計)を提唱。
MIRAITimes(https://www.cuc.ac.jp/om_miraitimes/special/u0h4tu0000002e0x.html)で、「エシカル経済-アフターコロナの世界を動かす新しい原理-第1回『エシカル経済』とは?」の連載をスタート。オンラインスクール AWAKE&(https://awake-and.com/#course)にて『エシカル経済』(全7回)のレクチャー。
論文に、「シェアリング・エコノミーと家計管理」(『生活経営学研究』2018)、「人生100年とライフプラン3.0」(『月刊 企業年金』2017)、『実学としてのパーソナルファイナンス』(編著中央経済社)、「サーキュラー・エコノミーとESG投資」(『生活経済政策』No.284 202009生活経済政策研究所)、翻訳に、H・アーレント『カント政治哲学の講義』(共訳 法政大学出版局)、など。
3)企業人としてのアクション
知れば変わる、繋がれば変わる、企業人としてのアクション5段階
濱島優里氏(株式会社TwentyTwo代表)
・株式会社Twenty-Two代表取締役。
・エシカルなライフスタイルを提案するオンラインスクール「AWAKE&」を運営。
・メッセージ:一方通行の時代は終わり、個人が自主的に考え、選べる社会になりました。いま、何を基準に生きていくのか。どんな世界を作りたいのか。改めて、考え直してみるときではないでしょうか。国、企業、市民、どこかに悪者がいるのではなく、みんなそれぞれの正義のもとで一生懸命生きていると思います。そのなかで「学び、考え続ける」ことこそが、より美しい世界を創造すると信じ、事業を運営してます。エシカルなハートで、社会課題を乗り越えていく私たちはきっと、今までにない絆で繋がっています。
・1993年生まれ。慶應義塾大学商学部卒。米Bryn Mawr Collegeに留学。株式会社サイバーエージェント、株式会社TABIPPOを経て、2020年、持続可能で倫理的な社会作りのため独立起業。
ファシリテーター
会場のご案内
Zoomウェビナー(視聴参加)となります
備考
・録音・録画および複数端末でのご参加はご遠慮ください。